僕ら夫婦の最大の楽しみは、チャッピーを連れて山登りをすることです。山登りといっても、物凄く高い山に登ったりするのではなく、本気で取り組んでらっしゃる方からすれば散歩程度の山歩きですが、それでも数時間かけて登って降りてきます。
チャッピーは終始ご機嫌!自然が大好きで、草木の香りを楽しみながら、どんどん進んでいきます。体力も僕らよりもあるようで、余裕そうです。六甲山に登った後、帰ってまだ遊びに誘う体力があるくらいです。
チャッピーと山登りをしようと思ったのは、この子が元気で長いお散歩を好むし、自然が豊かなところに連れていくといつも喜ぶので、連れていってやりたくなったからです。
そして、僕たちを山登りにさらに駆り出す要因となったのはこの本です。
アメリカの小さな町でジャーナリストをやっていた作者が、ミニチュアシュナウザーを飼って人生が変わっていった経験を綴ったノンフィクション。作者のトム・ライアンは、ミニチュアシュナウザーのアティカス君と2000メートル級の山を次々に登っていきます。時には冬山も。そして大冒険のたびにトムはアティカスとの絆を深めていきます。それだけではなく、彼の周囲の人との関係とも変化が現れ始めます。
読めば今すぐ愛犬と大冒険に出かけたくなるだけでなく、アメリカの地方自治の様子とかも垣間見れたり、トムと父親との関係など人間ドラマもあったり、読み応えのある一冊でした。
そんなアティカスに影響されて、僕らもますます山へ向かうようになります。今のところ、六甲山と中山に何度か登っていますが、そのうち他の山も行ってみたいです。
僕たちがチャッピーと山登りを始めてから、運動不足になりがちな僕ら夫婦がアウトドアに目覚め、より健康的になった気がします。また、チャッピーとの絆が深まり、今までよりももっとしつけがしやすくなったのは確実です。
「これからもどんどん登って、アティカス君までいかなくても、宝塚市のアティカスぐらいにはなりたい。」とチャッピーが思っているかどうかわかりませんが、これからも山登りを楽しんでいきたいと思います。
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