連勤が続くと、日に日に朝の瞬発力がなくなって行きます。時計を見ながら、「あと１５分は寝れるかな。」とか考えて、小刻みに起きる時間を伸ばしながら、最後の一秒までも睡眠時間を確保しようと足掻くようになります。
何とか起きて、仕事に行く準備を終えて、ソファで一息ついていたところ、口周りに寝癖をつけたチャッピーがのこのこ近づいてきて、お座り。こっちをじっと見つめてきます。
そろそろお散歩行きたいな〜
チャッピーはいつもアピールが控えめです。お散歩に行きたくても、ご飯をを食べたくても、吠えることもしなければ、体をぶつけてきたりもしません。ただ、いつもじっと見つめるだけで、望みが叶わなくても、じっと見ています。こんなだから、普段いろいろ我慢してストレスを溜めていないか心配になります。せめて、毎日お散歩には連れて行ってあげようと、仕事前には必ずお散歩に行きます。
チャッピーはお散歩に行くと楽しそうな表情します。本当に大好きなんですね。
街が次第に春色になって行くのを見ると、気分が高揚してくるのと同時に、こんな平和で麗らかな日には、仕事に行かずにのんびり散歩してたいという気持ちが芽生えてきます。穏やかなゆえに、倦怠感に靄のように包まれる感覚が出てきます。
「わたしは春をこのまない。」という詩を書いたプーシキンは、「春にわたしは病む。血が駆けめぐり 心も思いもおしつけられる。（金子幸彦訳）」と言ってますが、これほど的を射た表現はないと思います。「血は駈けめぐり」って血管腫れて充血してしまってるし、重度花粉症でもあったのでしょうか。気が合うわ〜。
さてさて、春を満喫してるのがこのお方。お散歩も楽しげです。
お花の香りを堪能。立ち止まって匂いを嗅ぎたい場所が多くなるので、散歩も時間かかるようになります。たっぷりお散歩した後は、お留守番頑張ってね〜！
春ぐらい一緒にゆっくりお散歩したいのにな〜お留守番か〜萎えるわ〜
そう思ってるのはチャッピーのほうかもしれません。
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