わんこを迎えると、トイレとだったり、待てだったり、いろいろ躾をしなければならないですが、チャッピーの場合悩んだのはお留守番の躾でした。共働き夫婦なので、愛犬がお留守番できないのは大問題。毎日ペットシッターとか雇えるほどお金持ちでもないので、留守番だけは何が何でもしっかりできるようにしなければならないと思っていました。
しかし、そう簡単にはいきません。上手に待っている日もあれば、以前書いた記事のようにいろいろと破壊してしまっている時もありました。何か事故などがないか心配で、部屋を開放するなんてできません。長時間でも狭いケージ内でお留守番させていました。またご近所の方から時々吠えてる時があるとの報告を受けました。ご理解頂いているようですが、このままでは問題が大きくなるかもしれないという状況でした。
そこでいろいろと対策を講じます。知育玩具を使って暇つぶしできるようにもしましたが、最初の30分くらいで、すぐに飽きました。
寂しくないように、ラジオをつけていったり、ストレスを和らげるCDをつけたりしましたが、チャッピーには効果がなかったようです。相変わらず上手くお留守番できる時もあれば、できない時もありました。
しかしある日お留守番が上手にできている日とできていない日の違いに気づきました。それは、
お散歩に行ったかどうか
だったのです。
アメリカのカリスマドッグトレーナーのシーザーミランさんは、わんこを育てる時に大切なのは、運動、しつけ、愛情で、この中でも特に大切なのは、運動だそうです。愛情を優先してしまうと、ただ甘やかす結果に終わる可能性があります。また、わんこ飼いの多くの人が感じるように、運動不足だとすぐに興奮したりそわそわしたりしてなかなか言うことを聞かなかい場合があります。運動によって、十分にエネルギーを使わせて、従順になる姿勢にしておかないと、しつけが入らないそうです。
この教えはチャッピーには効果的でした。チャッピーの破壊行為は、お留守番後1時間ぐらいにはすでに始まっていることが多く、お留守番が長いせいで破壊行為をするわけではないとわかりました。足りないものは何か。お散歩ではないか。何となく朝のお散歩が少ない時に悪さをしていることが多いような気がしていたので、生活パターンを変えてみました。それまでは、主に仕事から帰ってきてからお散歩をしており、朝はちょっとだけだったのですが、朝は仕事前に30分から多ければ1時間の散歩をするようになりました。また、お散歩から帰ってからも、余裕がある時は引っ張りっこや追いかけっこをして出来るだけ体力を使う遊びをしてやります。そうしていると破壊行為はしなくなりました。
今ではこのように、ケージを使わず部屋を開放しても、何かを壊したりすることはなくなりました。自分の好きな場所で一日中くつろいでいます。
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