宝探しゲームはわんこ（犬）が夢中になる遊びの一つです。我が家の愛犬チャッピーも宝探しゲームが大好きです。宝探しゲームはチャッピーが我が家に来た頃からずっとやっているゲームで、最近は難しい場所に隠してもしっかり見つけられるようになってきました。今日は、僕が宝探しのやり方をチャッピーに伝えた方法を紹介したいと思います。
１．宝探しをする前に必要な躾
まず、宝探しの前にできなければならないことが２つあります。マテとオイデです。マテができないと、勝手についてきて隠すところを見ちゃう可能性がありますし、名前を呼んで来なければ、探しに来れないからです。この２つができれば、宝探しゲームを始めることができます。
２．宝探しの前段階ゲーム 【隠れんぼ】
最初から宝探しを始めるのはわんこ（犬）には難しいようです。おそらく、何も訓練なしに物を隠して名前を呼んでも、わんこ（犬）は飼い主さんのところへは行きますが、物を探すことをしないでしょう。まずは、「探す」ということを理解させる必要があります。ゲームのルールを理解させるのに、チャッピーの場合は隠れんぼから始めました。これならば、呼び寄せることと、探すことが同義になりますから、何度もやっていくうちに、飼い主さんを探せばいいんだなと理解するようになります。
まず、わんこ（犬）にマテをさせて、家の中の任意の場所に隠れます。それから、愛犬の名前を呼びます。写真はクローゼットの中に隠れています。
クローゼットの中から呼ぶと、このように見つけ出しに来てくれます。最初はわかりやすい場所から始め、だんだんと難しくしていきます。
３．宝探しに必要な物
これは独特な匂いがする物が良いと思います。犬は匂いを手掛かりにして探すので、布や写真のような紐類は飼い主の匂いがつき、家の中の匂いと一体化して、難易度が上がります。
しかし、布に香水などを染み込ませるのは良くありません。一度やって見ると、容易に探し当てることはできたものの、その布に触れるのを嫌がっていました。これを続けると宝探しゲーム自体が嫌になる可能性があります。わんこはそれほど匂いが強くなくても、家の匂いと同化してなければ、目標物を探し出せます。
そこで、僕の場合はゴム製のおもちゃで始めました。ゴムであれば、家の匂いに紛れ込まないゴム独特の匂いがあり探しやすそうです。
４．宝探しゲームの手順
まずマテをさせます。それから、見つけさせたい物の匂いを嗅がせます。
その後、任意の場所に隠します。その時、やり始めはわかりやすいところに隠します。
全然違うところを探している場合は、「こっちじゃないよ！」と声をかけて上げたり、指をさしたり、目配せしたりしてヒントを出して上げます。
目標物の近くに来たら、またヒントを出してあげてもいいでしょう。
やった〜！見つけた〜！
隠した物を無事発見できたらご褒美におやつなどをあげてください。
この手順を繰り返し、だんだんと難易度を上げていきます。しかし、１０分も２０分も集中力は持たないので、難しいようでしたら、簡単なレベルに落としてチャレンジさせます。
５．最後に
宝探しゲームは、探すという知的作業だけでなく、マテやオイデの訓練にもなります。また、わんこが飼い主に出された指示やヒントを聴きながら探すので、コミュニケーションをとるいい機会にもなります。遊びながら躾をするので、最初頑固だった（今も少し頑固な）チャッピーは指示を出してもらうことを前向きに捉えるようになった気がします。
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